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転校生は裸女?

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    2022-01-30
    20:23
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作者コメント:

You tubeで、昔人気だったグラビアアイドル(の草分け的存在)の外国人タレントを使った動画を観て懐かしくなり、クレアで使うはずだった設定を流用し、加えて昔好きだったゲームのキャラの設定を参考に今回のお話を作ってみましたそのグラビアアイドルの外国人タレントなんですが、当時の人気ぶりは凄まじく、高橋留美子先生が彼女をモデルにしたとされてますが、カラダはともかく、「顔は正直似てないな」と思いました(留美子先生の作風もありますがそれでは今回のお話はじまり々々々々「裸女が海を渡ってやってきた」時は202X年世界の環境悪化と温暖化による異常気象は日本にも悪影響を及ぼしていた特に日本の夏における著しい気温の上昇相次ぐゲリラ豪雨災害は、まさに亜熱帯地域のそれを思わせるようであったそして、それは日本政府の対応や国民の意識を変化させるに充分であった俺の名は瀬川健太郎今年の春から私立智恕(ともくに)学園に入学した1年生だそして今はGWの連休が終わって学校が始まった初日季節で言うなら初夏の頃だが、今では衣替えの時期だ桜が散る頃になると気温は上昇し、冬が終わるのを感じると、すぐに真夏を迎える感覚であるその為、4月の末頃になると最高気温が25℃を上回る日も珍しくなくなったそんな暑い中を上着にYシャツで過ごさなきゃならなかったが、今はポロシャツだけなので少しは過ごしやすくなったポロシャツは学校指定の奴だそれでも現在も日本の気候は平均気温だけを見れば約17℃前後を維持し、表向きは温帯気候のままだが、夏はより暑く、冬はより寒くなる傾向は顕著となり、特にGWを過ぎたあたりからの気温上昇は激しく、5月の時点で最高気温が25℃を上回る日も珍しくなくなっていたそこで日本政府は以前から実施していたクールビズ・キャンペーン(Cool Biz Campaign)を更に推進した(過激にした?)“スーパー・クールビズ(Super Cool Biz)”を提唱したその一発目の企画が、去年発表された通称「トップ・ギャル」と呼ばれた乳首カバーだったそれは、その名の通り女性の上半身、特に胸の乳首だけを覆うキャップのみで、乳輪丸出しのその様は大きな反響を呼んだ勿論批判もあったが、世界で広がる「エコロジー(“Eco-friendly(環境に優しい、配慮した)”」の機運の高まりによる環境への意識や、女性たちの予想外の好評もあって意外にも浸透することとなったこの“乳首カバー”の愛好者が俺の担任でもある平山静子先生、通称「静子先生」だ彼女の影響もあって、今年の衣替えのこの期間、女生徒たちもこの 乳首カバーの着用を許可されるようになっただが選択権はあくまでも女生徒にあるので、着けるか?着けないか?は女生徒側の自由であるそこで、どのくらいの女生徒がこの乳首カバーを着けて登校してくるのか?だれが(乳首カバーを)着けてくるのか?が、男子生徒たちの専らの密かな楽しみというか期待となっていたそんな“目の保養”を楽しみにしていた矢先、「ホームルームを始める前に今日から入ってきた新しいお友達を紹介します」「ザワザワ・・・ ざわざわ・・・」静子先生の第一声でクラスが一気にザワつくこととなった「ほら!静かに!」「ほら、入ってきて」先生の声に招かれて教室に入ってきたのは・・・「オオォ~~ッ!」男子生徒の感嘆と女生徒の悲鳴ともとれる歓声がクラスに響いた転校生は女子生徒二人だが、その服装は腰紐に布を垂れ下げただけの恰好ほとんどというよりもほぼ全裸に近い「ほら!静かに!」再び静子先生の声で室内が鎮まるそれを確認した静子先生は、「私の隣にいるのがラムさんそしてラムさんの隣にいるのがクローディアさん」二人の紹介を進めていき、「お二人は遠い南の国から留学生としてやってきました生まれた国は違っても、生活習慣の違いもあるかもしれませんが、私たちと何ら変わることはありませんだから皆さん、彼女たちを普通の転校生と同じように歓迎してあげてくださいね」静子先生の彼女たちの紹介が終わると、生徒たちから拍手と歓声が起こったワイヒ王国それが彼女たちが来た国の名前だ南太平洋ワイヒ諸島の各島々から構成された海洋国家だ彼女たちはそのなかで最大の島であるワイヒ島の出身だということだワイヒ王国は前世紀の初め頃は独立国家だったが、ある国に併合という形で支配を受けていたが、数年前独立を機に王政を復活させたというそして昨年、国連に加盟した最も新しい国連加盟国となったその後、日本政府とワイヒ王国との間で国交樹立に向けた動きが活発になっているということはニュースで知ったまさかその国の人をこうして間近で見ることになろうとは・・・ワイヒ諸島は海洋性熱帯気候に属し、年平均気温25℃、最低気温でも20℃を若干下回る程度という「常夏の楽園」として知られ、その気候故、「服を着る」という習慣がなかったという昔は本当に全裸で生活していたというし、本国では今でも女性は腰紐に麻布を巻き付けただけの恰好で普通に生活しているというただ、彼女たちの服装の理由は単に、「暑い」というだけが理由ではないらしい(それを説明する機会があればの話だが・・・
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