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天国に一番近い島

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    2022-06-27
    20:16
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作者コメント:

今回で何番煎じになるだろうか?
でも以前と違うのは、今回は、「全裸海女」
サイジや磯褌(イソベコ)という海女さんが愛用していた褌(ふんどし)さえ着用せず、「全裸で漁を行っていた海女さん」です
ネタ元はPixivです
うp主のブログと小説を拝見させていただくうちに、自分も“裸海女”にインスパイアを受け、動画を作るに至りました
舞台になる天島(あまのしま)は、サイジで漁をしていた海女たちがいた石川県舳倉島(へぐらじま)のような孤島と、かつて売春島として栄えた渡鹿野島(わたかのしま)を合わせたようなイメージです
それでは設定とか解説も兼ねたストーリーです
褐色の人魚たち
俺の名は米倉新一
今年大学を卒業したばかりの新入社員だ
会社の先輩たちは俺のことを新入社員ということもあり、もじって「新米」もしくは「新米クン」と呼んでいる
それはどうでもいい
時はGW直前の4月28日
目まぐるしく続いた新入社員研修1ヶ月目が終わって安堵していると、教育担当だった先輩社員の王野さんから声をかけられた
「新米クン、研修お疲れ様
明日から連休や、どうせ連休中は家でシコシコ(オナニー)するしかないんやろ?
だったら儂がええとこ連れてったるでぇ~
明日6時に迎え行ったるさかいな、泊まりの準備しといてや~」
いつも押しの強い王野先輩に押し切られたかたちで旅行に帯同することになった俺
王野さんは約束の時間丁度に僕の住んでる寮を訪れ、王野さんの車で向かった先は地元漁港近くの駐車場だった
駐車場には同じ会社の同僚(先輩)2人が先に着いて、俺たちを待っていた
2人はまだ4月の下旬というのに、上はTシャツとポロシャツ1枚に下は短パン、王野さんに至っては甚平に麦藁帽というまるで真夏の格好である
それに対し俺は長袖のシャツにジーンズ
これでも今の季節なら充分薄着のはずである
しかし、彼らが夏仕様の服装なのかはすぐに分かることになる
彼らと合流して小さな漁船に揺られること約2時間
着いた先は太平洋に浮かぶ小さな島
島に着くと、漁港にある漁協から
「今日の気温は23℃、水温は16℃でございます」
というアナウンスが流れた
しかし、現時点では体感ではすでに25℃の夏日を超え、30℃近くになっていたはずである
「おお、丁度いい頃合いや
そろそろ始まるで、急ぎや」
王野さんについて行った先は海岸の岩場で、人だかりができていた
観光客らしいがその姿は皆成人を過ぎた男ばかりだった
するとすぐに、
「只今から、海女さんによる素潜り漁の実演を行います」
「よぉっ!待ってました!」
男たちから拍手と歓声が上がる
ただの素潜り漁の実演だけで何故この男たちは盛り上がってるのか?
その理由はすぐに分かった
「!?」
俺は我が目を疑った
岩場の上に現れたのは一糸まとわぬ真っ裸の女だった
昔は海女は褌一丁で漁をしていたと聞いていたが、この時代に、しかも褌すら付けていない海女が現存するとは驚きだった
後で王野さんに聞いた話によると・・・
ここは天島(あまのしま)、正式には「綿彼島(わたかのしま)」というらしい
天島の海女漁は古く、約1200年前から続く島の主要産業だったが、他の地域の海女たちが、サイジ・磯褌・磯パンツなどの装束を身に着けるなか、天島の海女たちは当時(約1200年前)と同じく全裸のまま海に潜り続けていた
それは単に彼女たちがサイジや磯褌といった海女用の褌を考えつかなかったのと、「褌は男のモノ」という考えと抵抗感によるものと言うことだった(諸説あり)
舳倉島の海女たちが着用したサイジは日本で最も布面積が少ない海女用褌と言われてますが、それは空気抵抗を少なくすることで潜りと浮上を早くするためと言われ、機能性を追求した結果だと言われています
それに基づくなら、「だったら、何も着けないほうがいいじゃん」と天島の海女は考えたのかもしれません
それと、海女が褌を着用した理由として、「性器(膣内)への異物の侵入を防ぐ」という役割があるのだそうです
特に細菌等による感染症予防の役目もあるのだとか
では、彼女たちは褌も穿かず、どうやってむき出しの性器を守ったのか?
それは、「肛門を締めることで肛門と膣を繋ぐ括約筋が縮むことで膣口を閉じ、異物や細菌の侵入を防ぐ」というものだった
この膣口締めの妙技を、この島の海女たちは、「壺締め」と呼んで、これができないものは海女になれないとされた
実際、この訓練はある意味苛烈を極めた
ショーは30分ほどで終わり、その間海女さんは何度も潜水と浮上を繰り返し、浮上したらその手にはアワビ・サザエ・他貝類・カニ(その土地では獲れないはず)や手づかみでは獲れないはずの魚も・・・
そして、実演ショーが終われば時計は12時前
俺たちは漁協が準備していたバーベキュー会場に向かった
バーベキュー会場では先ほど実演をしていた海女さんが自分が獲ってきた(と思われる)カニ・エビ・アワビ・サザエ・魚などを炉の上で網焼きしていた
彼女が焼いた料理をテーブルに運ぶため、海女がもうひとり来ていた
彼女も全裸で、実演していた海女に負けず劣らず乳はたわわに実り、尻は張り出すくらいにむっちりと肥大していた
そして2人とも下に何か穿いてるんじゃないかと思うほど陰毛がフサフサと茂っていた
先ほどの説明に補足するが、陰毛は膣を守る上で重要な役目をしている
陰毛が無い状態で水に入ると膣内に水が入りやすくなり、膣内の分泌液が薄まり、感染症が起こりやすくなるといいます
そして、陰毛の濃さは繁栄と豊かさの象徴とされ、「乳と尻が大きい」ことと「陰毛の濃さ」は島では美人の三大要素とされています
客たちは(俺も含めて)、食うのもそっちのけで2人の海女のおっぱい・尻・股間から目が離せないでいた
それでも海女たちは自分たちに突き刺さるほどの視線にも、動じることなくそれぞれの仕事をこなしていた
昼食会が終わると海岸で、先ほどの海女2人との撮影会が催された
客の中には海女さんとツーショット撮影する人もいたので、俺も一緒に撮らせてもらうことにしたが、
「オイ、もっとくっつけよ!」
カメラを持つ王野さんからヤジまがいの指示が飛ぶ。海女は、
「わたしなら構いませんよ」
と言うので、近づくと、彼女から漂う潮の臭いに混じった彼女から発散される女肉の匂いが・・・
そして密着することで産まれて初めて感じる女体の柔らかさ
それに加えて彼女に手が俺の手を自分のおっぱいへ誘った
それだけで俺はめまいがした
そう、俺はこの齢になってもまだ童貞だったのである
「ハハハ、新米の奴もうボッキしてやがるぜ!」
「オイオイ、こんなところで暴発させるなよ、楽しみはこれからなんだからな(笑)」
先輩社員に指摘されるまでズボンが膨らんでいることに気づかなかった( ゚д゚ )
そして、彼らの言う意味も、この時は理解できずにいた
そして、撮影会が終わるころには陽も落ち、夜になった
夜になると島は本当の顔を見せる
王野さんが予約した旅館で夕食を済ませた頃、
「失礼します」
襖越しに女の人の声がした
襖が開くと、そこには4人の女が立っていた
しかも全裸で・・・
その中には昼間実演ショーをしていて、ツーショット撮影をした子の姿も・・・
彼女の名はアマメ。本名は羽衣天女(はごろも あまめ)
彼女はこの島の出身ではなく、高校卒業後の18歳の春に天島に移住して、今年10年目の27歳
小学校からスイミングスクールに通い、中学高校は水泳部に所属し、オリンピックを目指していたが、高3のインターハイ直前に水泳肩を発症し、水泳を断念
失意の中、偶然男子部員が持っていたゴシップ誌(所謂ヌード・グラビア等のエロスと風俗情報)を目にし、そこに天島の特集記事が掲載されていて、「泳ぐことしかできない自分には合ってるかもしれない」と来島した
この島は江戸時代の頃から定期航路の廻船(かいせん;江戸時代の旅客船または輸送船)の中間地点にあり、台風の風待ち地や退避港、漁船の休憩地となり、海産物取引も行われていた
しかも島を訪れるのが殆ど男だったことや、彼らの殆どが血気盛んな漁師や船員だったため、彼らを慰めたのは海女たちだった
何か月も海の上で女なしの生活を強いられた若い船員や漁師の前に一糸まとわぬ女たちが現れたら・・・
当初は、島を訪れる漁師・船員・乗客らを相手にした遊郭が作られ、本土から多くの遊女がやってきたが、彼らは海女たちとのセックスを望んだ
それは天島の海女たちがいずれも、「巾着」という名器の持ち主だったからだ
巾着とは、「膣の入り口がよく締まる名器」のことで、壺締めという膣周りの筋肉を鍛えあげた海女たちの努力の結果でもあった
それが、島を訪れる男たちを魅了し、彼らは天島の海女のことを、
「潜れば人魚、陸(おか)に上がれば天女」
と賞賛し、
「ここは極楽(天国)に一番近い島=天島(あまのしま)」
と呼ぶようになった
しかし、それが島外から来た遊女や遊郭関係者を排斥する結果となるのだが・・・
天島の海女たちは、普段は海女漁に従事し、船が来たら男たちの相手をするという生活を昭和中期頃まで続けていた
だが昭和30年代に入ると島の有志が、「海女を島の観光資源に」と考え、「見世物」としての海女漁の実演を行うようになった
加えて性産業にも力を入れるようになり、漁には出ず売春を生業とする海女が現れたのもこの頃からである
彼女たちは天島の海女と同じスタイル(全裸)で接客したのが客たちにも好評だったことから、「天島の娼婦は全裸」というのが定着し、今に至る
「よぉっ!待ってました!」
先輩社員たちが拍手と歓声で迎える。それに応じるように女たちが一斉に一瞥する
「本日はお招きいただきありがとうございます」
4人のリーダー格らしき女性が挨拶をする
彼女の名はチエ。本名は末浦千恵(まつうら ちえ)
彼女も元々は島外の出身で、結婚相手が島出身者だったことと、2年前、旦那の帰郷をきっかけに一緒に移住してきた
いつもは漁を行う本海女だが、繁忙期(GW期間・夏休み)の間と“指名”が入った時だけ、漁師になった旦那が寝静まった後、観光海女に混じってお客をとることにしている
勿論このことは旦那様にはナイショ(・ω<)  ❤
だが、どういうわけか?お客を取った翌晩は必ず(セックスを)求められ、気絶するか、足腰立たなくなるまで激しく責め立てられる
当然翌日の漁はお休み
このことに他の海女仲間は、「あぁ、チエさんとこ、またか・・・」
と呆れられるのがいつものルーティーンになっている
「待っとったで、よっしゃ! 新米クンから好きな子を選ばせたるで」
と言う王野さんだったが、真っ先にリーダー格の女性(チエさん)を選んだ
「チエちゃん、今日もよろしゅうなぁ~」
「はい、いつも御指名いただきありがとうございます」
王野さんが選んだのはチエさんと言うらしく、2人の会話を聞いているだけで、何度も島を訪れては逢瀬を重ねているらしいことは想像ができた
「今日も(漁に)行っとったんか? 潮のええ臭いがするのぅ~」
「やだ、王野さんったら・・・」
立ったままのチエさんの股間(フッサフサの陰毛)に躊躇いもなく顔を埋める王野さん
他の先輩社員もそれぞれ、金髪リボンと金髪ショートの子を選ぶ
残ったのがアマメさんだった
だが俺としても昼間から気になっていた存在であり、望むところでもあった
「彼女が俺のはじめての女(ひと)になるのか」
と思うだけで股間が熱くなるのを抑えることができなくなっていた
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