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届かぬ天井

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    2023-09-30
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作者コメント:

ミ「ああもうっ!先生、いつになったら戻ってくるのよ!?モモトークでも『ごめん、掘りで沼ってるからしばらく無理』とか言ってくるし!!」セ「落ち着きたまえよ、ミカ。君も知っての通り、先生にも提督としての立場があるんだ。そう簡単に持ち場は離れられないさ。たとえ海域攻略が無事終わったとしても、新規の艦娘をお迎えできませんでしたでは、退くに退けないんだよ」ミ「それって、アレ?回しても回しても新しい生徒がお迎えできないから、いっそのこと天井まで行っちゃえ!っていう、アレ?」セ「ああ、君にも覚えがあるだろう?君を受け持ちの生徒に迎え入れるのに、先生がどれだけ青輝石をつぎ込んだと思う?しかも、聞くところによれば、どうやらアチラには天井というシステムが無いらしい。つまり、最低限の救済措置すら無い以上、お目当ての子が出てくるまでは、無限に周回しなければならないというコトさ」ミ「うわ、きっつ!なんで好き好んで、そんな難行苦行してるの!?ぜんっぜん理解できないよっ!!」セ「まあ、いわゆる典型的なコンコルド錯誤だろうね。資源に時間に労力、多大なリソースを費やしてナンの成果も得られませんでしたでは納まりがつかないんだよ。結果として、さらにリソースを費やすハメになる。とある外星人の言葉を借りるなら『血を吐きながら続ける悲しいマラソン』というヤツだ。とはいえ、そんな苦難の時ももうじき報われるさ。遠からず、新たな五人の艦娘が先生の前に現れる。世の中、そう捨てたものでもないからね」ミ「なにそれ?セイアちゃんお得意の予知夢?確か、もう予知能力は失ったんじゃなかったっけ?」セ「いや、シスターフッドに協力してもらって、ひとつ手を打ったんだよ。早く先生に戻ってもらわないことには、サクラコ君たちのマンコも夜泣きしているからね。たぶん今頃は、幸運の使者が先生の元を訪れていることだろう。そう『神は天にいまし、すべて世は事もなし』というヤツさ♡」ミ「セイアちゃん…そうやってワケの分かんないコトばっかし言ってるから、実装されないんだよ?自覚ある?」
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