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『はだかの証明』ダンス付きストーリー動画

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    2025-06-25
    13:02
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作者コメント:

MMDNovel(ダンス付きストーリー動画)を作りました!高画質版(2560×1440) は以下から。\nhttps://www.patreon.com/posts/131865907ーーーーーーー ストーリー ーーーーーーー『はだかの証明』私が“全裸ダンス部”だとクラスに知られたのは、ほんの数日前のことだった。別に、隠していたわけじゃない。でも、自分から言うようなことでもなかった。好きなことを、ただ、本気でやっているだけ。それだけのつもりだった。──そのはずだった。だけど、文化祭での私の部のステージは、思っていた以上に目立ったらしい。「え、あれって、上野の部活だったの?」「まじ?上野も裸でおどるんだ?」そんな噂が、驚くほど速く、クラスに広がった。そして今日。その波紋が、ついに私に届いてしまった。「ねえ上野さん、踊ってみてよ!」放課後、教室で声をかけてきたのは、クラスで目立つ男子たちの一人。いわゆる“ヤンチャ組”。正直、ちょっと苦手なタイプだった。「えー、やめてよ。誰に聞いたの……恥ずかしいし。」軽く受け流すつもりだった。冗談半分のノリだと信じたかったし、どこか軽く受け止めようとしていた。でも——「マジなの?見たくね?」「ほんとに上野さん踊るんだって。」他のクラスメイトまでもそう言い出して、空気が変わった。教室に残ったクラスメイトの視線が、ぐっと私に集まる。興味本位、悪ノリ。下卑た期待。逃げ場のない空気が、教室に満ちていく。「ほら、早く。」男子の声は、明るいトーンのまま、でも拒否を許さない圧力があった。「だけど、今、制服だし……スカートだよ?」私は空気を壊さないように気を付けつつ、言った。でもそこに返ってきたのは、最悪な一言。「じゃあ、脱げばいいじゃん。上野いつも裸で踊るんだろ?」笑い声が重なる。軽いノリに見せかけた、残酷さ。誰も止めない。まるで、私が“遊び道具”になったみたいだった。「いやっ、それは……」絞り出した言葉が、かき消される。「うーえーのっ!うーえーのっ!」男子たちはコールを始めていた。他のクラスメイトもそのコールに便乗する。悪ふざけというには、ちょっと悪趣味すぎるそれ。私を裸で踊らせたいという、下心も透けて見える。クラスの前の席には、彼の姿もあった。周人くん——。彼は何も言わなかった。自分の席から私を見ていた。その目は、いつもと同じ。おだやかで、優しい目だった。でも——助けては、くれない。今の私を見ても、周人くんは何も言わない。胸の奥が、ぎゅっと痛んだ。自分でも、何が大事なのかわからなくなっていた。私は投げやりに、こう言ってしまう。「……わかったよ。」立ち上がる私を見て、教室が沸き立つ。男子たちの目に、あからさまな好奇心が光る。それでも私は、真っ直ぐに言う。「でも、わたし……このダンス、本気でやってるんだよ?」みんなが理解するわけじゃないことは、最初からわかってる。それでも、私の中にある"誇り"だけは、見失いたくない。スマホを取り出して、プレイリストから曲を選ぶ。「……着替えるね」制服のボタンを外す指が、ほんの少し震えていた。私は手早くブラもはずす。こんな時は、絶対に恥ずかしがっちゃいけない。"これが私のダンスなんだ"と、私は心の中で強く思う。下着は、丁寧に揃えて机の上に置いた。友人の奈央ちゃんの「うそ……」という声がきこえる。男子の息を飲む音も聞こえた。はだかになって、教室の真ん中に立つ。私は、クラスメイトの顔は見ないようにして、振付のことだけを必死に考えた。どこを見られているのかも、嫌というほどわかる。男子は、私の胸、……そしてあそこを凝視している。見せたいのはダンスなのに。わたしの姿は、ただの性的なものとしてしか見られていない。そして——周人くん。彼も、私の体を見ていた。本当は、本当は、もっと違う形で見てほしかった。「じゃあ……踊ります」声がかすれて、喉の奥で涙がせり上がる。ここで泣いたら、全部終わりだ。心臓の鼓動が、痛いほどに大きくなる。——私の本気は、ダンスの中で分かってもらうしかないんだ。「いつもの練習みたいに笑顔で…」私はそう、小さくつぶやき音楽に気持ちを集中させる。ーーーーーーーーーーーーーー♪ダンス(2分30秒)♪ーーーーーーーーーーーーーー音楽が終わった。教室には、私の吐息だけが聞こえる。誰も、何も言わない。拍手の音は聞こえない。私は表情を崩せずに、同じポーズのまま立ち尽くした。肌に刺さる視線の気配は、音が消えてかえって鋭く感じられた。「……やば」ひとりの女子が、小さくつぶやいた。「……丸見えじゃん。」「なんか……さすがに引くんだけど……」クラスメイトの声は全部、聞こえていた。聞こえてくるのは蔑みや、私の体へのことだけ。誰も、私のダンスや表現を見ていない。最初に煽っていた男子も、「ここケツ穴見えすぎだろ」と笑いあっていた。私は、すがるように周人くんを見た。彼にだけは、私のダンスが伝わると信じたかった。でも、彼は──窓の外を見ていた。私とは、目を合わせない。まるでここに私がいないかのように。そのとき、私の気持ちを支えていた何かが壊れた。悔しい。苦しい。──恥ずかしい。私……、何やってるんだろう……。気がつくと、涙が止まらない。ダメだと思っても湧き出てきた。視界が揺れて、裸の肌に熱いしずくが落ちる。もう、取り返しなんて、つかない。得意げにこんな格好で踊って、見せちゃいけないところも、全部見せて……──私、ただの、変態じゃん。私は机の上の制服を掴み、無我夢中で教室を飛び出した。廊下に出て、誰に見られるかなんて、もうどうでもいい。とにかく、ここから逃げたかった。ただ、それでも。それでも、私は思ってしまう。——私のダンスは、笑われるためのものじゃない。たとえ今は、誰にも届かなくても。たとえ、あの人に理解されなくても。——ダンスが、私の全部なんだ。
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