※ 広告を×ボタンで閉じて再生ボタンを押した後、リンク先で再生可能です。
※ スマホで動画が重い方は、リンク先の「ダウンロード」から「360p」を選択すると少し軽くなる可能性があります。
『彼女の腹踊り』 ダンス付きストーリー動画
-
calendar_month
2025-07-0717:14
-
remove_red_eye
0回視聴
-
favorite
45いいね
add
お気に入り登録
作成者:
faceKOIMARI
原作:
キャラ:
タグ:
作者コメント:
MMDNovel(ダンス付きストーリー動画)を作りました!高画質版(2560×1440)\nhttps://www.patreon.com/posts/133559453キャラ差分×4https://www.patreon.com/posts/133559472ーーーーーーー ストーリー ーーーーーーー\n『彼女の腹踊り』今年の文化祭では、初めての試みとして「一発芸コンテスト」が開催されることになった。普段のダンスコンテストとはまた違った個性が光るイベントだと聞いて部員たちもワクワクしていた。その中で、僕たちのダンス部から参加を決めたのは、部内の癒し系女子、御影さんだった。御影さんはいつも優しく、みんなを支えてくれる存在だ。でも、彼女には一つ秘密があった。普段はおとなしい御影さんが、実は日本の伝統芸能の一つである「腹踊り」を好きだということを僕たちは今日初めて知った。その白い肌に顔を描いて踊る御影さんは、とても生き生きしていた。「どうしてもやってみたくて…でも、ダンス部の雰囲気に合わないかもしれなくて…」彼女は恥ずかしそうに話してくれた。実は、腹踊りと尻尾ふりダンス(お尻の穴に尻尾を入れて動かすダンス)をミックスした芸を、一発芸コンテストで披露するつもりだというのだ。「みんなを笑顔にしたいんです」御影さんの表情は本気だった。その顔には、少しの不安も見え隠れしていたが、その裏に秘めた情熱が感じられて、誰も止める人はいなかった。出場が決まってから、御影さんは毎日、部活が終わったあとも一人練習場に残っていた。必死な顔で腰を動かす姿は一見滑稽だったが、彼女の芸に真剣に取り組む姿に、僕もみんなも応援していた。「みんながどう思うか、分からないけど…」御影さんは練習後残っていた僕にこうつぶやいた。「でも、これを見て笑顔になってくれる人がいてくれたら、それで十分なんです。笑い飛ばされるようなことにはしたくないけど…」その言葉に、僕は胸が痛くなった。誰よりも純粋で、本当は繊細な彼女が、どうかこの舞台で、本当に報われますように——彼女の本気の思いが、どうかみんなに伝わりますように——ーーーコンテスト当日。参加者は全部で五人。男子二人に女子三人。会場で挨拶をした御影さんは、ひとり更衣室へと向かった。戻ってきた御影さんはガウン一枚だけを羽織っていた。僕の手にはマジックペンと、手作りのしっぽ。文化祭の人ごみに、やっぱり彼女は不安そうに見えた。準備係として残っていた僕をみつけ、彼女はようやく微笑む。彼女は小さく息を吐いて、ガウンの前を開いた。思わず目をそらした僕に、彼女は照れたように笑って言う。「練習のとき、見てたくせに。」軽口のように言うけれど、握った手の震えから、彼女がどれほど恥ずかしいのかが伝わってくる。僕は彼女の下腹部に、マジックで“笑った口”の線をそっと描く。細かい筋肉がぴくっと反応し、御影さんは少しくすぐったそうにする。「……やっぱり、目は自分で描くね」彼女はそう言って、僕の手からペンを取り、恥じらいを隠すように両胸に黒い丸を描いた。彼女は無言で机に手をつく。僕の手には、彼女が作ってきた、長い柄のついた尻尾。「ほんとに入れ……るんだよね。」彼女はこくんと一度うなずいた。僕は入れるべき場所をしっかり確認し、一気にそれを差し込んだ。彼女の体内の感触が手に伝わる。「ふ……っ」彼女の体の奥から漏れたような声が聞こえる。彼女の身体が硬直し、真っ赤になった顔がうつむいて揺れる。「大丈夫……?」僕が声をかけると、「……ちょっと、……待って」と、彼女は腰を前後に揺らして、体を確かめている。時折、「うっ」とか「ぐうっ」と、声を漏らす。鼻息も荒い。お尻にあんなものを入れるのは、普通の女子にはつらいはずだ。「……平気。私が決めたことだから」彼女は笑顔だったが、無理をしているのがよくわかった。ーーーステージでは、3組目の出場者が漫才をしている。笑い声が響く。けれど僕の視線は、舞台隅で小さく身を縮める彼女から離れなかった。薄いガウン一枚だけを羽織る心細さ、お尻に入った尻尾の異物感、彼女の落ち着かない様子から、僕はそれらを自分のことのように感じていた。「え、あれ裸?」「うそでしょ。」「あの尻尾どうなってんの……」観客席のざわつきも、彼女の耳に届いているようだった。ついに御影さんの名前が呼ばれる。彼女は声にはじかれたように、舞台中央へ進み出る。押し付けるように、ガウンを司会の男子に俯いて手渡した。その下には何も着ていない。一瞬、会場が水をうったように静まる。しかしその恰好が本当の全裸だと気づいた観客から、悲鳴のようなざわめきが会場全体に広がる。「うわっ」「……はだかじゃん」「うそっ!」驚き、ひんしゅく。あらゆる感情が、一斉に彼女にぶつかった。御影さんの顔が赤くなり、俯いてしまう。でも、すぐに口元を引き上げ、明るい声で言った。「御影かのんです。今日は腹踊りと、しっぽダンスをします……!」「すごい格好ですね、これは……?」司会に向けられたマイクに必死に答える。「あ、えっと……乳首を目に……お腹を口に見立てて……日本の、伝統の……」声がかすれて、言葉が届かない。その間にも、観客のざわつきの大きさは増していく。それでも彼女は、ざわめきに負けないよう必死でおどける。「このサングラス、外しちゃいますね〜」だだ滑りした彼女のギャグは、体を張っている分、余計に痛々しかった。「うっわぁ……。」「きっつ。」心無いささやきがあちこちから漏れる。御影さんの顔が、少しずつ伏せられていく。──完全に見世物だ。前張りも剥がして完全な裸になった彼女は、笑わせずに、"嗤われて"いた。これが彼女の望んだことじゃない……。そのとき、司会者がマイクを彼女の“腹の口”に向けた。下腹部に集まる会場の視線に、御影さんも反射的に「きゃっ。」と体を引く。「今日の調子は?」彼女はすぐに察して、言葉を絞り出した。「ぜ、絶好調だよ。……きょ、今日は僕で、たくさん笑っていってね」裏声で言ったそのセリフは、かわいそうなくらい無理をしていた。「ハハ…」と会場のどこかから乾いた笑いが聞こえた。それでも御影さんは必死でお腹の口を振る。「それじゃあ踊ってもらいましょう!御影かのんさん、どうぞ!」音楽が流れ出す。──彼女の挑戦がはじまる。ーーーーーーーーーーーーーー♪ダンス(3分30秒)♪ーーーーーーーーーーーーーーお腹の「口」が笑い、腰がリズムを刻み、尻尾がぴょこぴょこと跳ねる。一生懸命練習したリズムで、彼女は必死に踊った。観客席は、ざわついていた。笑っていいのか、驚けばいいのか、戸惑いが空気になっていた。けれど。その奇抜な姿の奥にある、真剣な瞳、汗のにじむ額、懸命に笑おうとする表情——少しずつ、何かが変わっていった。「……なんか、すごく真剣じゃない?」固まっていた空気が、少しだけ揺らいだ。それはほんのわずかな温度だったけれど、確かに、場の空気が変わり始めていた。──そのとき、「ぶりゅっ」ステージに不意にこだまする間の抜けた音。肛門の力が抜けて、彼女の尻尾が外れ飛んでてしまっていた。客席の大きなどよめき。とっさに避ける出演者。「きゃっ」「なに今の!?」「中に入れてたの!?」御影さんの顔が、一瞬こわばった。でも——彼女は演技を止めない。まるで何事もなかったかのように、いや、もう何も失うものなどないと言わんばかりに、彼女はより激しくお腹の口を叩き続けた。ーーー音楽が止まり、彼女は最後のポーズを決める。その顔は、汗と涙にまみれた笑顔で、恥ずかしさも、怖さも、全部飲み込んだ顔だった。何人かの観客が、拍手を送ってくれた。もちろん全てには届かない。容赦ない言葉も聞こえる。「完全に変態じゃん……」「あれ2組の子でしょ……」そんな声に、僕の胸は強く締めつけられた。だから僕は、ステージ裏に駆け出し「御影さん、すごかったね!」と、精一杯大きな声で声をかけた。死ぬほど恥ずかしかったはずだ。御影さんは、伏目がちに僕を見て、それから、照れたように笑った。「ありがとう。」こんな中でも、彼女は周りのことを考えていた。「……誰か、ちょっとでも笑ってくれたかな。」「うん。ちゃんと届いてたよ」僕はそう答えた。君が体を張って伝えた笑顔は、きっとみんなに届いていた――だって、あのときの君の顔は、あんなに笑っていたんだから――