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『全裸宴会バイト』

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    2025-09-19
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作者コメント:

感動する物語とダンスムービーを作りました!全裸で宴会コンパニオンとダンスを披露することになった女の子の語です。高画質版(2560×1440)https://www.patreon.com/posts/139234196キャラ差分×2https://www.patreon.com/posts/139234472ーーーーーーー ストーリー ーーーーーーー『全裸宴会バイト』私たちのダンス動画がYoutubeで少しずつ再生回数を伸ばし、私たちダンス部の知名度も上がっていった。「なんかすごいの見つけた」「保存した」と、コメントが付きはじめて、知らない人からのフォローも増えていった。Yutube担当になった私としては、思いのほか好意的なコメントに有頂天になっていた。そんな中、アカウントに一つのDMが届いた。「ねぇ、みんな!仕事来たよ!」私の通知を発端にグループLINEは一気に騒がしくなる。ちょうどテスト前でグループは静かだったから、情熱の行き場を探すようなスタンプはグループを一杯にした。次の日の部室。私が入ってた瞬間、みんなの目が私に集中する。「すごいね、それ!どこのイベント? 舞台系? 」「うんっ! 宴会コンパニオンなんだって」自慢する私の勢いとは逆に、その言葉で空気がピタリと止まった。「……え?」みんなの反応は私が想像していたものではなかった。私はちょっと早口になる。「最初から理想通りにはいかないよ。でもね、動画をみて向こうから声かけてくれたんだよ?音楽関係者かもしれないし、そこで爪痕残したら意味あるじゃん」みんなは言葉に詰まった。ただ、副部長が「まあ……たしかにね」と言ったのをきっかけに何人かがうなずきはじめ、結局、「試しにやってみたら?」という部長の声で、言い出しっぺの私が一人、バイトとして向かうことになった。ーーーーー旅館は、私が思っていたよりずっと小さなものだった。内装は古びていて、ロビーには入りきれない掃除道具とかがそのまま置かれている。宴会場もずいぶんと質素な部屋だった。舞台なんてないし、音響設備も照明もない。“パフォーマンス”というより、“余興”という言葉がぴったりだな、と私は冷静に分析していた。スタッフの男性が私にビニール袋を渡してくる。中から出てきたのは、動物モチーフの耳飾りと手袋、それに宴会用の白いタスキ。「ん?え?……これだけで、ですか?」思わず声が漏れた。その男性は、少しバツが悪そうに笑って言った。「ほら、TikTokの動画とかもだいたいそういう衣装だったんでしょ……お客さんたち、期待してたよ。」そのまま足早に出ていくスタッフの見送りながら、私は一瞬、ここに来たことを後悔する。でもすぐに、気持ちを切り替える。「……ダンスは衣装じゃない。伝えたい気持ちだもんね。」誰にともなくそうつぶやき、支給された耳をつけ、手袋をはめる。制服を下着まで脱ぐと、素肌にあたる慣れない場所の空気に不安になる。ー部活だったら、もうさんざんしてきた恰好なのに。手袋と靴下の中だけがあたたかい分、お腹に受ける隙間風が思っていた以上に心細い。「いや。しっかりしなきゃ。……ぜったい、何かにつなげてやる。」鏡に向かって言ってみたものの、こんな格好での真剣な顔はかえって滑稽だった。宴会が始まる時間になった。スタッフに促されて、私はふすまの前に立つ。このときまで、私は勝手に、どこかの音楽スタジオの人か、芸術家みたいな人が中にいると思っていた。でも違った。中には、中年男性が4人ほど、どう見ても音楽関係には見えない。ジョッキを片手にすっかりできあがっていた。目が合った瞬間、野太い歓声が上がり、こちらを指差す人もいた。反射的に、ふすまを閉めかけた。けれど、ーこの人たちは、私たちの活動をちゃんと理解して、呼んでくれたんだ。そう自分に言い聞かせて、部屋の中へ足を踏み入れる。社長さんらしい人が私を紹介する。動画で面白いのを見つけたから呼んだんだと言った。この恰好もアートの一環なんだと、私がYoutubeの概要蘭に書いて内容をほぼそのまま言っていた。ただ、へらへらと笑いながら紹介する社長さんからは芸術へのリスペクトは微塵も感じられなかった。まず接客をしないといけない。ダンスの前に30分ほど、お酌をして回ることになっている。これはバイトの性質上、仕方ない。座卓のあいだを行き来しながら、盃に酒を注いでいく。「うわ、すごい格好……お姉ちゃん平気なの?」「乳首きれいな色だね。肌もキレイ。」セクハラまがいの言葉にどんな表情をしていいかわからず、曖昧に笑うしかなかった。「ダンスで体の動きを見てもらえるように、なるべく薄着にしてるんです。」今更と思いながらこの恰好の説明をするけど。「はは。いいよ。体よく見てあげるね。」と、舐めまわすように見るおじさんの目にぞわっとしたものが体を走る。写真は駄目だと説明できていなかった。気づけば誰かがカメラを取り出して、断る暇もなく、背後から手が腰にまわってきた。「はーい、くろちゃんもピースして〜」と男性の強い力で肩をぐっと引き寄せられると、無理にでも笑顔をつくるしかなかった。30分が2時間にも3時間にも感じた。おじさんたちは何かと口実をつけて、私を隣に座らせたり手や足に触れたりしてくる。途中なんか、一人がビールをこぼして机をふいていると、後ろに視線を感じた。見るとおじさんたちが私のお尻をじっと凝視している。しまったと思ったが、どうしようもなかった。ようやくダンスの時間になったことを、社長さんから告げられる。ー踊りを見せれば、きっと雰囲気も変わる。私が本気でダンスに取り組んでいることも伝わるはず。そう言い聞かせ、私は部屋の前に立って、深く息を吐く。集中するためにも、なるべく男性たちの視線は意識しないようにした。曲が流れ始めた。普段から使っているダンスナンバーだ。ーーーーー最初こそ畳の感触に戸惑っていたけど、音楽に体を預けていくうちに、少しずつ、自分らしさを取り戻していくのが分かった。初めに指示されていた通り、広く空間を使って、座卓のあいだを縫うように動く。何人かが手拍子を打ってくれている。少しだけ、心が軽くなる。ちゃんと、見てくれてる————そう思った直後だった。ひとりの男性が、腰の動きに合わせてわずかに身体を前へ乗り出した。「……っ」目が合った、と思った次の瞬間。ターンの動きで腰をひねったお尻に、彼の顔が真ん中から当たった。——わざとだ。そう思ったが、動きを止められない。止めたら、全部が止まってしまう気がした。それでも、その瞬間から部屋の空気が変わったのが分かった。誰かが低い声で笑う音が聞こえた。ダンスではなく、“見世物”になったような空気。欲望と好奇心が混ざったような視線が、じわじわと身体にまとわりつく。一人の客が、ゆっくりと私の方へ近づいてきた。最初は、ただ近くで見たいのかと思った。けれど、その目に好奇心や興味ではない、もっと別の意図が宿っている。笑っていない目。なにかを値踏みをするような視線だった。そして次の瞬間、不意に彼の手が足の間に触れた。「——っ」電気が走るような感覚。反射的に身を引こうとしたが、男の手はそのまま脚に沿って動き、体を引き寄せようとした。私はとっさにダンスの動きを装いながら、そこから離れようとする。けれど、男の手は意図的で、明確だった。動きの中に紛れ込んで、私の身体を探ってくる。「ちょっと…」声がうまくでなかった。動きを止め、その手を払いのけようとした。だが、男は軽く笑いながら、まるでなんでもないことかのように言う。「ちゃんと踊らなきゃ。これ、仕事なんだろ?」その一言が、私の胸を深くえぐった。“仕事”という言葉で、こんなありえない行為が当然だとされる。抵抗した自分の方が、まるで間違っているかのような空気。納得できなかった。どうしても。けれど、この場を壊すこともできなかった。私はもう一度、大きく呼吸を整えた。踊り直そうと、無理やり足を動かす。けれど、もう音楽が頭に入ってこなかった。身体の動きがぎこちなくなり、リズムも少しずつズレていく。さっきまで感じていた手拍子も消えていた。——それでも、止まらなかった。唯は意地で、最後まで踊りきった。この時間を、ただの「見世物」にしたくなかったから。身体ではなく、自分の踊りを見てほしかった。でもその願いがどこまで届いたのかは、わからない。曲が終わろうとしたとき、腰に触れていた男の手が、ぐっと力を込めて唯の身体を引き寄せた。反射的に腕で押し返そうとしたが、力が入らなかった。さっきまで全身に張りつめていたものが、少しずつ崩れていた。「やめてくだ…」そう言おうとしたその口に、男の口が重なった。一瞬、何が起きたのかわからなかった。抵抗しようとしたが、声も出なかった。喉の奥に、何か重たいものが詰まっていた。——キス……?思考が鈍る。私にとって、初めてのキス。でも、それは「誰か」との意味のあるものではなかった。名前も知らない、アルコールくさいおじさんの口。「こんな格好で踊ってんなら、仕方ないな。」「このケツは明らかに誘ってるもんなー。」ろくに言葉も出せない私の周りで、おじさんたちが好き勝手いう。いろんな手が私のいろんな部分をいじり、誰にも触られたことのないところまで乱暴に触られる。そのあと何をされたのか、正確には覚えていない。体を隅々まで触れられたことに加え、自分の踊りを、想いを、何ひとつ見られていなかったことが、悔しくて、つらかった。そこに私の尊厳は、存在していなかった。まだ残り時間は10分以上あった。わたしは言った。声が小さくて聞こえなかったかも知れない。「……すみません、これで終わりにします」逃げるように、和室を出た。廊下に出ると、ようやく息が荒くなった。張り詰めていた何かが一気に崩れて、膝が笑った。ロビーまでたどり着くと、汗と涙が入り混じった顔で、倒れ込むように腰を下ろした。近くにいたスタッフが、小さく目を見開いた。だが事情を察したのか、何も言わず、預けていた制服の袋を黙って差し出してくれた。受け取るとき、唯はうつむいたままつぶやいた。「……私、こんな仕事がしたかったんじゃないんです」その人に言ったんじゃない。自分に言い聞かせていた。踊ることが好きだった。裸で踊ることの意味も、自分なりに分かっていたつもりだった。視線を浴びることも、その先にある危うさも。けれど今日の現実は、想像をはるかに超えていた。体が晒されることで、心まで無防備になっていたことに、唯はようやく気づいた。何を見られ、何を奪われるのか、そんな線引きが、この世界にはないのかもしれない。制服に着替えて、旅館を出たときには、すでに空が濃い色に沈みかけていた。部活のみんなには、こんな仕事受けちゃ駄目だと言おう。でも今日あったことは、どれだけ話すことができるだろう。私たちのダンスが、こんな風におもちゃにされたこと。それを知って悲しむみんなの顔を想像すると、私は今日のことは言えないと思った。
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