皇帝のいない八月

作者コメント：

黒「へー。鹿島っち、まんが祭り四日間で千人斬り達成かー。充実してんなー。サークル参加してた秋雲も新刊完売して焼肉屋で打ち上げねー。いいなーいいなー、特上カルビで生ビール飲み放題かよー。あ、島風もコスプレ島風くんとツーショットでやんの。いいなーいいなー、あたしも行きたかったなー。有明まんが祭り、行ってみたかったなー」セ「はいはい、手がお留守ですよ、妹陛下？スマホなんかいじってないで、残りの書類をお片付け下さい。本日のノルマは、まだ段ボール二箱分、たっぷり残ってるんですからね？」黒「へーへー、やるわよやるわよ。やりゃいいんでしょ、やりゃあ？御名御璽、御名御璽っと。（カリカリ、ペッタン）それにしたって、なんで決裁書類こんなに貯まってんのよー？朝から晩まで、何日かかっても終わりゃあしない。（カリカリ、ペッタン）そりゃ確かに、政務サボってたのはあたしが悪いんだけどさ、こんなのお姉ちゃんやおばあちゃんでも済むコトじゃん？（カリカリ、ペッタン）いくら皇帝陛下の片割れだからって、あたしはサインしてハンコ押すマシーンかっつーの！？御名御璽、御名御璽、もひとつついでに御名御璽っと…（カリカリ、ペッタン。カリカリ、ペッタン）…だあーっ！！やってられっか、こんなモンっ！？なんで皇帝陛下ともあろうモンが、こんな地下室に閉じ込められて、来る日も来る日も御名御璽ばっかしなくちゃなんないのよっ！？…って、グエッ！？」セ「地下室とは人聞きの悪い。ここはあくまでも、政務に専念していただくための、妹陛下専用特別執務室です。文句がおありなら、政務を放ったらかしてオトコといっしょに部屋に引きこもり、ゲームとセックスばかりに明け暮れていた、ご自分におっしゃって下さい」黒「…うっ、ギブ…ギブ、マジ、間接キマってるから…ギブギブ！」セ「お分かりいただけて何よりです。私が監視係…いえ、お世話係としてお側に居る以上、抵抗は無意味です。さんざんサボりまくった分、きっちり政務に励んで下さい、妹陛下」黒「あーもうっ！いつか覚えてろよ、このクソ戦闘ダッチワイフっ！？…はあ、御名御璽、御名御璽っと。（カリカリ、ペッタン）まったく、もうすぐまた期間限定海域攻略作戦が始まるってのに、ログインすら出来やしない。あの子たち、ちゃんとやってるかな～？（カリカリ、ペッタン）ひとまず大淀と明石もいるし、おおまかな指示も出しといたし、ナニかあったら電話寄こせとは言ってあるけど…新米の軽ちゃん一人に任せとくの、不安だな～。（カリカリ、ペッタン）ちゃんと備蓄してるかな～？新規艦のレベル上げ進んでるかな～？デイリーとかウィークリー任務も片付けてるかな～？なんか、ジャーヴィスは人のアナルビーズ勝手に使ってネコ耳ネコ尻尾生えちゃったらしいし、鈴谷は鈴谷で今年も全裸サンバやらかすつもりみたいだし、あー心配だ心配だっ！（カリカリ、ペッタン）…ううっ、ゲームしたいよお。セックスしたいよお。せめてオナニーくらいさせて欲しいよお～っ！執務中は禁ゲーム、禁セックス、禁オナニーなんて、人権蹂躙もイイとこじゃんかよ～っ！！」始「まあまあ、そう嘆くでない。そなたの分まで、こうしてホレ…我らがたっぷり、チンポは搾り上げておるゆえな♡」リ「うんうん♡だからこーちゃんも、がんばって早くノルマ終わらせて、いっしょにズッコンバッコンしよ？」黒「だーかーらっ！なんでアンタたち、人がヒイコラ言ってる横で、人のオトコにまたがってチングリ逆レイプしてんのよっ！？ソレ、あたしのなんだからねっ！？あたしの恋人チンポなんだからねっ！！」始「なに、そなたらが引きこもってゲーム三昧セックス三昧の間、我らもそれなりに不自由しておったからのう。いかにマンコが疼くとは申せ、恋人同士の愛の巣に押し入り『チンポを貸せ！』とも言えまいて？じゃによって、こやつが厠に行くなり、風呂に入るなり、煙草を買いに行くなりして部屋を一歩でも出れば、マンコ丸出しで廊下で待ちかまえていた我らが、飢えたケダモノのごとく襲いかかって押し倒し、両手両足押さえたまま馬乗りチングリ逆レイプに及んだとて、あながち無理からぬコトと言えよう。すっかりクセになってしまったぞ♡しかも、こやつの極太チンポがまた、実にチングリ逆レイプ向きの反り具合でのう♡足首掴んで腰を振ると、それはもうイイところに当たって当たって、喜悦の極みじゃて♡」イ「始めはねえ、お兄ちゃんも嫌がってお姉ちゃんの名前を呼ぶんだけど、うるさいからマン汁ぐっしょり吸って濡れたパンツを口に押し込むと、どうもマゾ豚スイッチ入っちゃうみたいで、もうチンポもバッキバキ♡いやー、泣き叫ぶ実の兄貴を逆レイプするのがこんな気持ちイイなんて、反則だよねー♡」ラ「まあ、彼氏さん、歪んだNTR趣味の持ち主だからね～♡自分の恋人が自分の妹に犯されるのも萌えるし、自分が恋人の家族や親友に犯されるのも萌えるし。スゴイよね～♡こんな変態、見たコトないよね～♡（褒め言葉）」黒「だああーっ！ソイツのチンポがチングリ逆レイプ向きだなんて、誰よりこのあたしが一番よく知ってるわよっ！？大人数で寄ってたかって輪姦すると、興奮してチンポがいつもの二割増しは硬くなるのも、鎮守府の海域攻略打ち上げ乱交パーティーで体験済みよっ！！…ちっくしょ～っ！アンタらばっかりズコバコ気持ち良くなりやがって～っ！！だいたいバカ姉貴もバカ姉貴よっ！実の妹をこんなトコに閉じ込めて、潤いのカケラもない強制労働させるなんて、いったいいつからそんな暴君に成り下がったのよっ！？あのバカ姉貴～っ！！」白「あらあら、お姉ちゃんじゃないわよ～？は～い、みんな、三時のおやつにアップルパイ焼いたわよ～。腰振ったままでいいから、冷めないうちに食べて食べて～♡ほら、あなたも、御名御璽しながらお食べなさい。疲れたときは甘いものがいいのよ～♡」黒「…へ？お姉ちゃんじゃ、ない？…じゃあ、いったい誰が、皇帝陛下をこんな目にあわせたってのよっ！？」白「あらあら、まあまあ。聞いてなかったの？センちゃんがね『あんなバカは根性を叩き直さないとダメです。皇帝たる者がバカでは帝国が滅びてしまいます。お任せ下さい、海兵隊の訓練キャンプなみに厳しく鍛え直してやりますので！』って。ホント、面倒見のイイ子で助かるわ～♡」セ「♪～（明後日のほうを向いて口笛を吹こうとするが、下手クソで吹けない）」黒「オ、オマエノシワザダタノカ…」