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牝臭かおるこ

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    2020-09-19
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作者コメント:

黒「式部さん!いったいどういうコトなの!?そんな、着てるほうが恥ずかしい、卑猥な水着でいきなり現れてっ!?」紫「ですから、申し上げているではありませんか?『バカップル退治でしたら、この紫式部こと藤原香子にお任せを♡』と。見れば、虞美人様とマスターとの人目もはばからぬ逢瀬に、お二方とも大層お腹立ちのご様子。及ばずながら、この香子、いささか私怨…いえ、義憤もございますゆえ、是非ともお力添えいたしましょう」邪「アンタ今、私怨て言ったわね?私怨て!?なに?サマーキャンプのコト、まだ根に持ってんの?」紫「当然です!年に一度のカルデア水着祭り、マスターを籠絡…いえ、お喜びいただこうとせっかく選んだエロ水着ですのに、やれ中二病よ水龍敬ラ〇ドよと罵られ、美味しいところは水着ポリスの殺生院様に持っていかれ、挙句の果てには北欧バカップル夫婦の風下にまで立たされる始末。この恨み!このつらみ!どうして晴らさずにおられましょうや!?そもバカップル…いえ、恋する二人を酷い目にあわせ…もとい、試練を与えるコトこそ、恋愛小説家の本懐!史上最古のポルノ…いえいえ、恋愛小説家たる私の目の前で、マスターと乳くり合った、おのが不徳を思い知れば良いのです!!」黒「なるほど。つまり、八つ当たり先を探してたら、ちょうどタイミング良くぐっさんたちがイチャイチャしてた、と?んで、荒事は野暮とか言ってたけど、肉体言語以外でバカップルとどうやって語り合おうっていうのよ?」紫「よろしいですか?甘い甘い、とろけるように甘い、口からガムシロップを吐きそうなほど甘ったるいイチャイチャ♡ラブラブな雰囲気を、完膚なきまでにブチ壊すのは…生臭く猛々しい、蒸れたマン臭にまみれた肉欲へのいざない!どれほど綺麗事を並べ立てようと、獣欲には逆らえぬオスとメスの衝動!『なんだかんだ言って、ヤりてえんだろ!?マンコにチンポ、ハメてえんだろオラっ!?』という、ミもフタもない性欲の露出なのです!!」邪「うん、よくいるわよね。初々しくて可愛らしい中坊カップルに『へっへっへ、初体験はもう済ませちゃったのかい?お嬢ちゃ~ん♡』とか、言葉の暴力投げつけてくる酔っ払いオヤジ。まあ、見かけたらその場でデュヘイン喰らわしてるけどさ」黒「でもさ、アイツら既に、ヤる気マンマンよ?このままどっかにしけこんで、ねっとりぐっちょり立ちバックでパコりまくろうって腹なのよ?そんな二人に、今さらわざわざ性欲煽り立ててどうしようってのよ?」紫「うふふっ。さすがは康熙帝陛下、いとやんごとなき御方は性に関しても純であらせられます。ですが、そうした思惑やら算段やらは、人としての理性が働いておればこそ。一皮剥いてケモノに戻してしまえば、ただの腰を振るサルに過ぎません。イチャイチャ♡ラブラブどころか、人としての尊厳も台無しです♡とは申せ、常ならば理性の殻を引き剥がすなど、容易ならざる所業でしょう。ところが、この香子には…いともたやすく為せるのです。そう!このマンコを、くぱぁ♡と拡げさえすれば!!」邪「やめなさいよっ!!アンタのマン臭、神経ガスなみの破壊力なのよっ!?こないだアビーちゃんがうっかり更衣室で嗅いじゃって、おかげで可哀想にあの子、泡吹いて気絶するまでマンズリ止まんなかったの忘れたのっ!?」紫「ええ、ええ、あれは不幸な事故でした。ですが、幼いとはいえアビゲイル様も女。ノンストップ爆走マンズリの果てに潮吹き本気アクメを迎えるのも、女ならば誰しも一度は通らねばならぬ道。女の業とは、まこと物悲しいものでございます…」黒「いやいやいや!別に誰しも通らないから!通らないなら通らないで、ソレに越したことないからっ!?だいたい式部さん、変なトコで牝アピールしすぎっ!!わざわざ腕とか背中とかに胸『当ててんのよ♡』してみたり、下品にちゅっぱちゅっぱアイスキャンディーしゃぶってみたり!?あと、ムダ毛のお手入れとかぜんぜんしてないしっ!!ビキニラインはみ出すわ、目に染みるほど臭うわって、どんだけオンナ捨ててるのよーっ!?」紫「ナニをおっしゃいます!?ボウボウのマン毛こそは女の誉れ!!古来、毛深い女ほど情が濃いと申すではありませんか!?そもそも平安の御代に、ムダ毛処理などという風習はございませんでした!十二単の下は、汗と脂とマン臭に満ちみちた、それはそれはかぐわしき肉欲の桃源郷だったのでございますよ!!」邪「あー、うん。理解したくないけど理解できるわ。私の生きてた時代も、風呂なんか年に一度くらいしか入らなかったし、きっつい体臭はソレ以上にきっつい香水ぶちまけてごまかしてたから、フランス中すっごい臭いだったわ。田舎娘だろうが王妃様だろうが、マンコなんか酸っぱいチーズの匂いしてたし…」黒「やめてー!同じ女として悲しくなるから、やめてよーっ!!(泣)」紫「いいえ、いいえ!賽は投げられ、矢は放たれました!!あとはただマンコを拡げ、一面を妙なるマン臭で覆い尽くすのみ!!なぎこ様も申しておられたではありませんか?『香炉峰の雪は簾をかかげて見る』と♡(清少納言への理不尽な風評被害)あ、そ~れっ、くぱあっとな♡(むああ~っ)」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダ「…ああ、気が付いたかいマスターくん?まだ起きないほうがいい、後遺症が残っているからね。その顔だと、記憶もあやふやらしい。まあ、覚えていないのなら、そのほうが幸せだろう。婦長の宝具『我はすべて毒あるもの、害あるものを絶つ』で、なんとか最小限の被害で食い止められたとはいえ、嫌な事件だったからね…」
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